ITエンジニアになるのに資格は必要?
どんな資格を取ればいいの?
こんなお悩みにお答えします。

現役の社内SEです。ITの世界で20年の経験を持つ筆者が解説します。
ITエンジニア転職に資格は必要?
【結論】必須ではない
必須ではありません。
なぜなら、現場で求められるのは「実績」>>>「資格」だからです。
想像してみてください。
資格を10個持つ実務未経験の人と 実務経験3年の人のどちらかを採用する場合、 年齢が同じ条件ならどちらの方が採用される可能性が高いでしょうか?
恐らく経験3年の人の方が採用される可能性が高いでしょう。
それだけ実績という「事実」があるからです。

資格が10個あるからといって必ずしも実務ができるとは言えませんが 実務を3年経験した「事実」は実務ができる証明になります。
とはいえ資格があると有利
とはいえ、資格があると転職に有利です。
その理由は、一定のスキルを証明できるからです。
もし未経験の人同士が同じ企業に応募した場合、資格が10個ある人と1個もない人だったらどちらの方が採用される可能性が高いでしょうか?
恐らく資格が10個ある人の方が採用される可能性が高いでしょう。
資格を取ったという「事実」があるからです。

実績ほど強くはありませんが、資格を取れるだけの知能とやる気があることの証明になります。
20代前半ならいきなり転職でOK
もし、あなたが20代前半なら今すぐ転職活動を始めてください。
なぜなら20代はポテンシャル採用があるからです。
資格取得より転職活動に時間を割くことでずっとITエンジニアになれる確率は上がるでしょう。
仕事をしながら資格を取るとなると、限られた時間の中で勉強時間を捻出することになります。
少なくとも半年~1年は仕事をしながら勉強を続けることになるでしょう。
その間、年を取り徐々に不利になっていきます。
しかも、取った資格が100%実務で活きるわけではありません。

ポテンシャル採用の可能性が高い20代前半なら転職活動に時間を割いた方が賢明と言えます。
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IT系資格の種類
国家資格
IT系の国家資格は、基礎から応用まで幅広い知識を体系的に学べるのが特徴です。基本情報技術者や応用情報技術者などが代表的な資格です。
これらの資格を取得することで、企業に対して信頼性を示すことができ、特に転職時に有利になる場合があります。
ポイント
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
ITパスポートは初心者向けの資格として人気があります。
基本情報技術者は、ITの基礎知識を身につけたいエンジニアに向いています。
基本情報技術者は中級者レベル、応用情報技術者は上級者向けの資格です。
ベンダー資格
ベンダー資格は、特定の企業が提供する技術に特化した資格です。AWS認定資格やCiscoのCCNA、Oracle Certified Java Programmerなどが有名です。
これらの資格は、特定の技術や製品に強みを持つエンジニアとしての証明となり、特にインフラやプログラミング分野でのスキルを評価されることが多いです。
ポイント
- AWS認定資格
- Cisco(CCNA)
- Oracle Certified Java Programmer
AWS認定資格はクラウド技術に特化し、CCNAはネットワーク技術、Oracle Certified Java Programmerはプログラミングに重点を置いています。
これらの資格は、それぞれの分野で即戦力として活躍できることを示すものです。
まとめ
ポイント
- 資格は必須ではない
- 資格がない人に比べてある方が有利
- 20代前半なら転職活動した方が得策
ITエンジニア転職に資格は必須ではありません。
とはいえ、資格は転職する際に持っていない人に比べれば有利です。
まとめると、以下のような関係ですね。
実績 >>> 資格あり > 資格なし
もし働きながら資格を取る場合は半年~1年ほど勉強する覚悟が必要です。
あなたが20代前半ならポテンシャル採用が見込めるうちに転職活動を始めた方が得策と言えます。
会社に入ってからの方がよっぽど実践的なスキルが身に付きます。
10~20件受ければ1件くらい内定をもらえるはずです。
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