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はじめ方

プログラミングを体験してみよう【20代未経験者向け】

 

プログラミングを体験してみたい

自分がプログラミングに向いているか知りたい

 

この記事ではプログラミング未経験のあなたへプログラミングの体験方法をお伝えします。

体験することで本格的にプログラミングを始める前に向いているかどうかを判断できます。

 

コジロウ

プログラミングに20年ほど携わってきた筆者が解説します。

 

適性を測ることが大事

仕事として長く続けていこうと考えているのなら、本格的に取り組む前に向いているかどうか、まず適性を測るべきです。

 

プログラミングは向いている人には楽しいものですが、向いていないと地獄のように感じてしまうほど、はっきり適性が分かれます。

高額なお金と多大な時間をかけて無理してプログラミングを習得したとしても、半年~1年で嫌になって辞めてしまうくらいなら、かけたお金と時間がムダになってしまうので、初めから別の道に進んだほうがいいです。

 

このため、早い段階で向いているのか、向いていないのかの適性をあなた自身が判断する必要があるのです。

 

こちらの記事で向いている人、向いていない人の特徴をまとめています。合わせてどうぞ。

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向き不向きは体験するのが一番の近道

プログラミングが向いているかどうかは実際に体験してみるのが一番の近道です。

 

「百聞は一見にしかず」

……という、ことわざがあるように体験に勝るものはありません。

 

例えば、自転車に乗れるようになるまでの過程。

乗り方を口で何回も説明されるより、実際に1回乗ってみたほうが得られる経験の方が大きいですよね。

 

プログラミングも同じで、やってみるとよく分かります。

 

パソコン1台あれば体験できる

プログラミングはパソコン1台あれば体験できます。

本格的に始めようとするならば相応のスペックが必要になりますが、とりあえず体験だけならさほどスペックの高くないパソコンでも問題ないでしょう。

お手持ちのパソコンにWindowsかMacがあればそちらを使ってOKですが、もし手元にパソコンがない場合は買う必要があります。

 

買う場合はこちらの記事に選び方を書いていますので参考にどうぞ。

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方向性を決めよう

プログラミングの体験をさっそく始めていきたいところですが、その前に大まかな方向性を決めましょう。

 

ここでいう方向性とは、

Web開発をやりたい!

スマホアプリを作りたい!

ゲームを作りたい!

AIやりたい!

組み込みやりたい!

事務処理系をやりたい!

といった、

あなたがどんなことをやりたいかを決める事です。

 

すでに決まっている人はよいですが、まだ決まっていない人は方向性を決める考え方をここから詳しく説明していきますので参考にしてみてください。

 

興味がある分野から選ぶ

まずは興味がある分野を考えてみましょう。

あなたが普段生活している中でITを使ってどんなことに感動したか、胸を踊らせる気持ちになったかを思い出してみてください。

 

例えば、

便利なスマホアプリに感動した

Webで生活が快適になった

ゲームが大好き

AIに興味津々

など、興味関心がある事を軸に考えてみてください。

興味のある分野を選ぶとモチベーションが続きやすくなり、挫折する確率が下がるでしょう。

 

需要がある分野から選ぶ

ゆくゆくITエンジニアの仕事に就職・転職したいと考えているなら、需要のある分野から選ぶのが吉です。

需要が多いということは就職や転職がしやすいということです。

この記事を見ているあなたはきっと将来ITエンジニアになりたいのでしょう。

ならば、就職や転職を見越した分野を選んだ方が絶対によいです。

 

では、どうやって需要を調べるのか?

答えは簡単。

転職サイトで調べるのです。

 

転職サイトには今現在求められている生の求人情報が多数掲載されています。

ITエンジニアの職種で絞り込んで、いくつかの会社の募集要項を見ていくと今どんな言語や技術が必要とされているかが分かります。

……と同時にある程度の年収幅も分かります。未経験からいきなり高い年収には到達できませんが、数年後にはそこそこ高い年収も狙えるはずです。

需要があり、将来的に高い年収を狙えそうな技術に絞り込んでいくと良いですよ。

転職サイトへの登録は無料ですので、サクッと登録してざっと下調べしておきましょう。

 

簡単な言語から選ぶ

初めてプログラミングをする人は、きっとチンプンカンプンになるでしょう。

チンプンカンプンだと挫折する確率が高まってしまいます。

このため、初めのうちは簡単な言語、技術から体験していくのが吉です。

Web開発であれば、まずはHTMLやCSS、JavaScriptといったフロントエンド(見た目)の言語が比較的簡単なため、とっつきやすいでしょう。

 

分野別の言語

分野別に使う言語を大まかに分けると次の表のようになります。

 

やりたいこと 主な言語
Web開発 HTML、CSS、Javascript、PHP、Ruby、Python、Java
スマホアプリ Kotlin、Swift、Java
ゲーム C++、C#
AI Python、C++
組み込み C、C++
事務処理 Java、C#

 

さて次からはいよいよ体験できるWebサイトについてご紹介していきます。

あなたがやりたいことに対応した言語でプログラミング体験をしてみてください。

 

体験できるWebサイト3選

Webブラウザでプログラミングが体験・学習できるサイトを3つご紹介します。

 

プロゲート ドットインストール paizaラーニング
無料体験 できる できる できる
教材 スライド 動画 動画
学習スタイル Webで完結 Web+実機 Webで完結
質問 できない できる ※1 できる ※1
有料プランの月額料金(税込) ※2 1,490円 1,080円 1,078円
手軽さ
実務度
学べる範囲

※1 有料プランで質問可能

※2 1ヶ月毎のプランにて比較

 

コジロウ

20年前は本での学習がメインでしたが、今はWebで効率よく学習できるサービスがありますので、これから始める人は使わない手はないですよ!

 

プロゲート

出典:プロゲート

 

Web開発の体験をするならまずはプロゲートがオススメです。

ブラウザのみでプログラミングが学べるのでとても手軽に始めることができます。

プロゲートは各レッスン毎に数枚のスライド説明があり、その後に実際に自分で手を動かして学習していくスタイルです。

開発で必要な環境構築作業が不要なため「とにかくまずは体験してみたい!」という人に特にオススメです。

さわりの部分だけは無料で体験できますのでまずはやってみるのがよいでしょう。

ただし、無料部分だとボリュームが少なすぎるのでどのみち有料プランの登録が必要かと思います。

1ヶ月プランなら1,490円/月(税込)です。

自動更新にはなりますが、解約も1ヶ月の区切りでできるためWeb開発の体験をしてみたい人はトライしてみてください。

 

ドットインストール

出典:ドットインストール

 

Web開発、スマホアプリ、ゲーム、etc……と幅広く体験できるのがドットインストールです。

2~3分の動画レッスンとなっていて、動画を見ながら自分のPCでも作業していくスタイルです。

プロゲートと違うのは開発に必要なソフト(開発環境)をインストールしたり設定したりするところから解説してくれます。

最初はとっつきにくいかもしれませんが、実際の開発に近い作業となるため、より深い体験ができるでしょう。

一つ一つの動画の長さも2~3分と短いため、ポンポン進んでいくリズム感があります。

全体の1~2割くらいは無料で見ることができますので、まずは見てみましょう。

プレミアム会員になると510レッスン、7,708本の動画を全て見れるようになり、さらに質問もできるようになります。(一部のレッスンは質問できないようです)

プレミアム会員は1,080円/月(税込)で自動更新になります。

動画は基本的にMacを使っての解説になっていますが、Windowsの場合にMacと違う箇所があれば動画下に補足説明が記載されています。

 

paizaラーニング

出典:paiizaラーニング

 

ドットインストールと同じく1本約3分の動画レッスンとなっていて、幅広い分野の体験ができます。

さらに、プロゲートと同じくWeb上でプログラミング学習が完結できます。

paizaの特徴は、アニメキャラ(声優さん)が解説してくれる点です。

アニメ好きの人はモチベーションが上がりそうです。

そして、もう一つ特徴的な点としてpaizaはプロゲートやドッドインストールと違い、通常レッスンとは別にRPGのように物語を進めていくプログラミング学習用のゲームが用意されています。

出される問題をプログラミングで回答し、正解するとストーリーが進む……というものです。

ただし、多少プログラミングの力がついていないと問題を解くことができないので、プログラミングをある程度習得してから挑戦するとよいでしょう。

無料プランでも81本の動画が視聴可能ですが、有料プランだと1876本以上視聴できます。

有料プランは1,078円/月(税込)で自動更新されます。

まずは無料で受けられますので、アニメやゲーム好きの人は試してみてください。

 

まとめ:体験して一歩踏み出そう

プログラミングを体験する方法をお伝えしました。

最初にどんなことをやってみたいか、どんな需要があるのかを押さえた上で進めていくと効率よく進められます。

ITエンジニアを目指したいあなたはまず転職サイトに無料登録して、求められている言語や技術を調べてから方向性を定めましょう。

方向性が定まったらWebサイトでプログラミングを気軽に体験できる優良サービスに無料登録して使ってみて、そのままやっていけそうだと感じたら有料プランを申し込んでさらに体験・学習を進めてみてください。

月一冊本を買うのと同じくらいの自己投資で実践的なプログラミング学習ができますのでWeb学習はオススメですよ。

ある程度進めてみてプログラミングが少しでも楽しいと感じてきたらあなたは向いています

パソコン1台あればすぐ始められますので、さっそく始めていきましょう!

 

  • この記事を書いた人

コジロウ

20年以上プログラムの仕事に携わってきました。これからプログラムを始める人向けにお役立ち情報を発信していきます。

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